うちの母は「揚げ物」をしたら1回で「油」を捨てています。「油」って「3~4回は使いまわし」できるのではないのでしょうか?
揚げ物の油を1回で捨てる場合と3~4回使いまわした場合のコスト比較
揚げ物の油を1回で捨てる場合と3~4回使いまわした場合のコストを比較してみましょう。なお、今回は1ヶ月に1回、唐揚げを揚げる際に使用するコストを比較します。 唐揚げを揚げる際、1回で使用する油の量は直径24センチの鍋の場合で約800ミリリットルとされています。900ミリリットル入りの油の平均価格は約400円となっており、それを基に計算すると、唐揚げ1回の油代は約350円です。 1ヶ月に1回唐揚げをする場合、1回で油を捨てると1年で約4200円になります。しかし、3~4回使いまわした場合、1年では約1050円~1400円で済む計算になります。そのため、3~4回で使いまわしたほうが最大で約3150円の節約につながる可能性があるでしょう。
揚げ物をした油は3~4回程度の使い回しが可能
揚げ物をした油は、3~4回程度の使いまわしが可能で年間では約3150円の節約につながる可能性があることが分かりました。節約のために油の使用回数を考えるなら使いまわしたほうがお得だといえるでしょう。 ただし、油は使いまわすたびに劣化し、酸化していきます。酸化した油は体に悪影響を及ぼす可能性があるため、一度でも使用したらできるだけ早く使い切るようにしましょう。 また、揚げ物をするために再利用するなら、新しい油を「さし油」をするのもポイントです。揚げ物だけに使用するのではなく、毎日の料理に少しずつ使うだけでも使用後の油は消費できます。うまく再利用して毎日の料理に役立ててください。 出典 日清オイリオグループ株式会社 食用油使用後の処理 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部