【囲碁】上野姉妹が火花 愛咲美女流立葵杯「妹に負けないよう」梨紗棋聖「姉は決まって大吉」
「1月5日は囲碁の日 令和七年『打ち初め式』」が5日、東京・市ケ谷「日本棋院」で行われた。囲碁棋士にとっては、「仕事始め」。東京本院所属のタイトルホルダーが集結した。 上野愛咲美女流立葵杯(23)と上野梨紗女流棋聖(18)の姉妹が続けてスピーチした。まず、昨年12月の呉清源杯で国際機棋戦を制した姉が、「今年は年女。妹に負けないように頑張ります」と笑顔で話した。 妹は「初詣に行っておみくじを引くと、姉は決まって大吉で、私は末吉」とお互いにライバル意識を丸出しにしていた。16日には初防衛を目指して向井千瑛六段(37)の挑戦を受ける、第28期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦手合3番勝負第1局(神奈川県平塚市)が控えている。こちらに全力投球だ。