ももいろクローバーZによる本気の“歌の戦い” 『ももいろ歌合戦』の歴史と今年の見どころを解説
のんとは久々の“再会”、とにかく明るい安村との絡み……第7回への期待
カウントダウンにふさわしい賑わいと、デビュー当初からももクロが試みてきたいろいろなジャンルとのクロスオーバーを実践する形で開かれている『ももいろ歌合戦』。 では、この第7回ではどういった点に期待するべきか。まず注目は「I’m wearing pants!」の決め台詞で2023年、“世界”のお笑いシーンを席巻した、とにかく明るい安村との絡みだ。ももクロが、安村の芸をどのように“オマージュ”するのか。爆笑必至のステージとなりそうだ。 初登場となるのんは、ももクロと10年ぶりの“再会”となる。10年前といえば、のんがNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のなかで“海女アイドル”を演じ、大ブレイクした時期。のんは2013年の『NHK紅白歌合戦』でPR大使を担当し、「『あまちゃん』特別編」と題した企画ステージに出演。同年、ももクロも『NHK紅白歌合戦』へ出演していたが、今回はそれ以来の“共演”となるようだ。ちなみにのんは『あまちゃん』でアイドルを演じた際、お手本としてももクロの名前を挙げていた。 大御所勢で初登場となるのは、石井竜也。石井は近年、さらに“和”を強く意識した作品作りや活動で知られている。一方、ももクロも今年リリースしたシングル「MONONOFU NIPPON feat.布袋寅泰」で、日本を元気づけてくれた。お互いに“日本”という共通項を強く打ち出していることもあり、がっちり噛み合った“共演”が期待される。 ほかにもバラエティに富んだ面々がラインナップされている『ももいろ歌合戦』。果たしてどんな盛り上がりになるのか、まったく予想がつかない。
田辺ユウキ