久保建英は“ラ・リーガ最強”の右ウイングに データサイトの年間ベストイレブンが示す圧倒的実力
平均採点で選ぶベストイレブンに堂々選出
2023年の1年間で、レアル・ソシエダMF久保建英の評価は急上昇した。今やソシエダのサッカーには欠かせない名手であり、そのテクニックはタレント揃いのラ・リーガでもかなり目立つ。 データサイト『WhoScored』は平均採点から『2023年のラ・リーガ・ベストイレブン』を選出しているが、そこには右ウイングとして久保の名前も入っている。 GK ヘレミアス・レデスマ(カディス) DF ファン・フォイス(ビジャレアル) ジュール・クンデ(バルセロナ) ロイク・バデ(セビージャ) ホセ・ガヤ(バレンシア) MF アレイクス・ガルシア(ジローナ) トニ・クロース(レアル・マドリード) FW 久保建英(レアル・ソシエダ) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード) ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリード) アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード) 久保はレアル・マドリードからソシエダへと移籍したわけだが、現在のレアル・マドリードを引っ張るヴィニシウスとロドリゴが選出されているのも興味深い。仮に久保がレアル・マドリードへ戻るならば、右の久保、左のヴィニシウス、中央のロドリゴなんてトリオもある。今のラ・リーガで最高レベルのトリデンテとなるかもしれない。 ちなみに久保の平均採点は7.20点で、最も高かったのはグリーズマンで7.71点だ。攻守両面での活躍や稼働率を考えても、この結果には納得だろう。 果たして久保は2024年も今のペースを維持できるのか。ラ・リーガでもかなり警戒されるようになったのは間違いなく、ステップアップの可能性を含め2024年はさらに注目を集めそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部