【阪神】逆転負け 3連勝で止まり貯金2...大山の先制4号弾も渡邉の失策から伊藤将がオースティンに痛恨8号3ランを被弾 打線は5安打
■プロ野球 阪神2ー5DeNA (22日 甲子園) 阪神はDeNAに逆転負け、3連勝で止まり33勝31敗4分の貯金2となった。首位・広島とは2.5ゲーム差に広がる。2回に大山の4号ソロで先制も直後の3回にサード渡邉の失策から先発・伊藤将がオースティンに8号3ランを浴びる。4回に大山のタイムリーで1点差に迫るも渡邉、豊田が凡退で同点に追いつけず。伊藤将は6回を7安打4失点(自責1)で3敗目、打線は5安打に終わった。 先発・伊藤将司(28)今季9度目の登板、試合前まで3勝2敗、防御率3.47。前回の6月14日・ソフトバンク戦は8回を7安打、無四死球、1奪三振の2失点(自責2)で完投負け。今季のDeNA戦は4試合目、1勝0敗、防御率4.34だった。 伊藤将は1回、関根を二ゴロ、度会の三ゴロを渡邉が後逸もオースティンを空振り三振、牧を左飛に打ち取り無失点の立ち上がり。 スタメンはDeNAの先発・東に大幅に変更。1番センター・近本、2番セカンド・中野、3番レフト・ノイジー、4番ファースト・大山、5番サード・渡邉、6番ライト・豊田、7番キャッチャー・坂本、8番ショート・小幡、9番ピッチャー・伊藤将のオーダーを組んだ。 初回の攻撃、近本は空振り三振、中野は遊ゴロ、ノイジーは見逃し三振と3人で終わる。 伊藤将は2回1死から佐野に中安打も山本を遊ゴロ併殺打に仕留めた。直後の2回、先頭・大山がカウント1ー2からの4球目のチェンジアンプを掬い上げ左中間スタンドへ4号ソロを放り込み、1点を先制。 伊藤将は3回1死から東の三ゴロを渡邉が再び後逸、関根の右安打で一・二塁に。度会を左飛もオースティンにレフトスタンドへ8号3ランを突き刺され、1ー3と逆転される。 4回の攻撃で中野が左安打、ノイジーの一ゴロをオースティンが後逸し無死一・三塁の好機に。大山がレフト前にタイムリーを運び、2ー3とする。なお無死一・二塁も渡邉は三ゴロ、豊田は二ゴロ併殺打に倒れた。 伊藤将は5回、関根、度会、オースティンと1番から始まる打線を3人で抑える。5回の攻撃は1死から小幡が中安打、伊藤将の犠打で2死二塁から近本は3打席連続空振り三振に倒れた。 伊藤将は6回、先頭・牧にレフト線にツーベース、宮崎の一ゴロで1死三塁に。佐野にライトへタイムリーを飛ばされ、2ー4となる。伊藤将は6回を97球、7安打1四球4奪三振の4失点(自責1)で降板。 6回の攻撃は中野、ノイジー、大山と三者凡退。7回は2番手・島本が1死から度会に左中間にツーベースを打たれ3番手・浜地に交代。浜地はオースティンにセンターへタイムリーを弾き返され、2ー5となる。 7回の攻撃は先頭・渡邉が中安打も豊田が中飛、坂本は三ゴロ併殺打に倒れた。8回は浜地が続投し1死から大山の失策で2死二塁となるが関根を左飛に打ち取った。 攻撃陣は東に8回、小幡は右飛、代打・原口は中飛、近本は投ゴロに終わる。9回は4番手・西純が度会、オースティン、牧と3人で抑えた。 9回はDeNA守護神・森原に得点を奪えず試合終了。