「協定締結は、スタートにすぎない」事前のリストアップで対応迅速化へ 被災した住宅の“応急修理”に関する協定
テレビ高知
災害時、被災者が住み慣れた自宅に一日でも早く戻るために、住宅の応急修理に関する協定が締結されました。 【写真を見る】「協定締結は、スタートにすぎない」事前のリストアップで対応迅速化へ 被災した住宅の“応急修理”に関する協定 高知県と協定を結んだのは、「県建設業協会建築部会」です。協定には南海トラフ地震などの大規模災害に備え、応急的な修理に対応する事業者を名簿化し、年に1回、県に提出することが盛り込まれています。事前にリストアップをすることで、発災後の速やかな対応が可能で、被災した人たちが、一日でも早く住み慣れた自宅に戻ることが期待されます。 (県建設業協会 建築部会 杉原庄二 部会長) 「被災から3カ月ごろ、被災地へ行ったが、実際に見たら、写真などで見るより、大変なことだと思った。何とか地元高知に協力をしたいという気持ち」 (県土木部 横地和彦 部長) 「きょうの協定締結は、スタートにすぎない。関係者で一度シミュレーションしておくような取り組みが、いざというときに動くうえで今後重要になると思う」 県によりますと、能登半島地震では、およそ9万1000棟の住宅が被害を受けました。県は、「被災後の迅速な復興に向けた“備え”を今後も進めていきたい」としています。
テレビ高知
【関連記事】
- “天国へのパスポート”になってしまった遺影 「迎えに行った娘の亡骸は冷たく…」修学旅行生ら28人が犠牲になった「上海列車事故」から36年
- 『娘の遺体は見ない方がいい』と言われた母は「会います」と答えた…被害者遺族の“生き方”と“願い”
- 母の手を振り払って“防空壕”から逃げた、8歳の少年 残った母と妹は、遺体となって河原に並んだ…400人以上が犠牲の“高知大空襲”から79年 87歳の男性が語るあの夜の出来事
- 全国で焼肉に1番お金をかけているのはなんと高知市!カツオだけかと思いきや…でもどうやって分かるの?「家計調査」ってなに?仕組みを徹底解説
- “特捜戦隊デカレンジャー”デカブレイク役を襲った病、そしてデカピンクとの結婚と移住…放送から20年、6人の戦士が新作映画で再び集結