【広島】来季開幕投手は床田と森下の一騎打ち!? 床田寛樹「そろそろ僕とか森下が引っ張っていかないと」
広島の床田寛樹投手が7日、来季開幕投手について森下暢仁投手との一騎打ちを望んだ。6日に来季セ・リーグ日程が発表され、3月28日に3年ぶりの本拠開幕で阪神と対戦することが決まった。2年連続11勝でチームの勝ち頭となった左腕。「年齢的(来年3月に30歳)にも少しずつやりたい気持ちも出てきている。争いには加わりたい」と、控えめに名乗りを挙げた。 昨季までは大瀬良が5年連続で今季は九里が務めた。特に大瀬良は今季6勝も、防御率1・86という好成績だった。それでも森下との“一騎打ち”を望むには理由がある。「いつまでも大瀬良さんや(九里)亜蓮さんにおんぶに抱っこではダメ。遅いぐらいですけど、世代交代というか。去年ぐらいから、僕とか森下が引っ張っていかないととは思っていた」。長らく先輩2人が投手陣を引っ張ってきた姿を見てきたからこそ、次は自分だという自覚の表れだ。 今季は6連戦初戦の“火曜日の男”として好投手との投げ合いを続けながら、白星を積み重ねた。「去年と勝ち星は一緒でしたけど、相手が違う。去年も途中からはカード頭だったけど、出だしは違った。そこは去年とは違った感覚がある。今年は最初からカード頭で投げさせてもらって、それなりの成績を残せたのは自信にもつながった」。自己最多11勝に並んでからの9月以降は5戦未勝利(4敗)に終わり、不本意な形でシーズンを終えた。来季は開幕からフル回転で先発陣を引っ張っていく。
報知新聞社