【光る君へ】松下洸平が表現したい周明とは「葛藤を抱えながら生きている姿」
謎めいた部分もある宋の見習い医師・周明を熱演
俳優の松下洸平が9日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じる周明について同ドラマの公式ホームページの人気企画「君かたり」で明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画だ。松下の演じる周明はどこか謎めいた部分もある宋の見習い医師。 【写真】「確かに目がすわってる」「色々おかしw」 吉高由里子&ファーストサマーウイカの2ショット 松下はまず周明をどんな思いで演じているのか明かした。 「中国から来た医師の見習いとしかプロフィールには書いていないと思いますし、ご覧になる方も一体、何者かがちょっと分からない、全貌のつかみどころのない役だなとは思うんですけど。僕自身は自分やりながら日本人でありながら中国人のふりをする……周明自身も自分の生い立ちであったりとか、生きてきた環境から苦労もたくさんしてきた中で、その葛藤を抱えながら生きている姿っていうのをうまく表現できればいいなと思って今は演じていますね」 吉高由里子が演じるまひろの印象も紹介。 「どこか縛られない軽やかさのある女性だなという印象でした。僕は周明としてまひろを見ながら他の人にはない自由な発想を持っていて、自分自身も外の世界にすごく興味があって型にはまらない生き方を望む女性のような気がしましたね」 朱仁聡(浩歌)についても言及した。 「言ってしまえば僕にとっては恩師だと思いますし、自分にそういうふうに医師としての仕事をくれた方でもあるので本当に尊敬もしていますし、あの方の役に立ちたいと常日ごろから思いながら生きている青年だなとは思います。一方で周明の暮らしの中にもある貧しさであったりとか不平等な部分を変えたいというふうにも思っていて、それを朱という人は受け入れて理解してくれて寄り添うように一緒に考えてくれる人でもあるので周明にとっては本当に尊敬する師であると思います」
ENCOUNT編集部