【バレー】日立Astemoリヴァーレ・野中瑠衣「チームにはまだ足りないところがある。根本から変えていくような改革が必要だと思っている」 Ⅴ1女子
「スパイクが決まったとか決まらないとか、トスを持っていけたかとかそういう試合の中での結果に目が行きますが、大事なのはチームの文化なのかなと思います。 練習への取り組み方だったり緊張感だったり。 正直…私はチームにはまだ足りないところがあると思っています。 リヴァーレの良さは残しつつ、そういう部分を根本から変えていく。チームの改革をしっかりやっていかないとずっとこうなってしまうのかな、と思います。 オフシーズンも含め、今季も自分たちがやれることはもちろんやってきました。選手個々にフォーカスしても本当に一人ひとりが昨シーズンとは全然違うと思っています。 でも、それでもやっぱり勝ちきれない。 リヴァーレはサイドに外国人選手がいません。自分たちはそういうチームです。それを勝てない言い訳にはしたくないんです。 良い時にできていることを常に継続していくための努力、そういうチームの文化が必要なのかなと思います」 「チームに来て、初めてわかったこともあった」 ある日の会見で、中谷宏大監督がそう呟いたのを記憶している。 具体的な話には触れなかったが、おそらく野中選手のコメントの中に、それは内包されていると感じている。 シーズンを総括する激闘の後、酷な質問になってしまったが、正面から答えてくれた野中選手、日立Astemoリヴァーレの各選手に改めて感謝したい。
堀江丈
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