日経平均株価 値を上げて取引終える 高値引けも売買代金はことし最低
27日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、先週末と比べて253円91銭高い3万8900円2銭で取引を終えました。 24日のアメリカ市場で3つの主要な経済指標が上昇した流れを引き継いで、27日の東京市場でも、半導体関連を中心に幅広い銘柄に買い注文が集まりました。 しかし27日はアメリカ市場が祝日で休場になるとあって、アメリカ市場の参加者が少ない中で東京市場も伸び悩む場面もありました。 また国内債券市場で、27日、長期金利が上昇し、およそ12年ぶりに1.025パーセントになるなど上昇が続いていることで、金利上昇による収益改善の期待から銀行や保険などの銘柄に買い注文が集まりました。 東証プライムの売買代金は概算で、ことしに入って最低の3兆3847億円。東証プライムの売買高は概算で13億7756万株。