マンU時代のワクワク感はどこへ…… セビージャで17戦0ゴールと苦悩するレフティーはまだ29歳と中堅世代
マンU時代はインパクトがあったが……
マンチェスター・ユナイテッドで躍動していた姿はどこへ。29歳を迎えた現在、かなり影の薄い存在となってしまっているのがFWアドナン・ヤヌザイだ。 ベルギー人アタッカーのヤヌザイは、2013年よりマンUで頭角を現した。まだ選手として完成されていたわけではなかったが、何かと混乱していた当時のマンUで希望を抱かせる少ない選手の1人だった。 ただ、今のところ話題性のピークだったのはそのマンU時代と言っていいかもしれない。その後レンタルで加入したドルトムントでは結果を残せず、以降は迷走が続いている。 2016年にはサンダーランド、2017年にはスペインのレアル・ソシエダへ移籍。ソシエダではまずまずの活躍を見せたが、2022年より所属するセビージャでは17戦0ゴールと寂しい成績に終わっている。 2022-23シーズン途中よりトルコのイスタンブールBBにレンタル移籍したが、ここでも思うような数字は残せていない。現在はセビージャに戻っているが、今季のプレイタイムは僅か306分だ。 まだ29歳と中堅世代ではあるが、上位に入れず苦しんでいるセビージャでも出番が増えないのは厳しい。今のところポジティブな兆候は見られないが、まずはセビージャでの初ゴールを決めたいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部