センバツ2022 市和歌山 演奏と踊りで選手鼓舞へ 吹奏楽部とバトン部 練習に汗 /和歌山
センバツに出場する市和歌山の試合の応援に向け、同校の吹奏楽部とバトン部が練習に励んでいる。 2年連続出場の市和歌山だが、新型コロナウイルスの影響で、昨春のセンバツでは吹奏楽の演奏が禁止された。今センバツでは演奏できることになり、原せきな部長は「甲子園で演奏したくて吹奏楽部に入った。夢だったのでうれしい。力になれるように頑張りたい」と意気込む。岩井誠悟顧問(29)は「練習をやっても中止ばかりだったが、やっと人前に出られる。疲れてもガツガツ吹いて応援したい」と話す。 一方、バトン部は昨年に続き、聖地で踊りを披露する。増田梨乃部長は「(昨年は)初めて踊る場所が甲子園で緊張した」と振り返り、「今回は楽しく踊り、たくさんの応援があると(選手に)伝えたい」と気持ちを高めている。ただ、コロナ感染予防でマスク着用での演技となる。高岡真大副部長は「マスクでも笑顔や元気、明るい様子が伝わるように頑張りたい。甲子園に連れて行ってもらったお返しを応援でする」と意気込んだ。【橋本陵汰】