参加者に密着撮!北九州市「ド派手成人式」はますますゴージャスに!
「皆、オメデトウーー!!」 1月7日、福岡県北九州市で″ド派手″な『成人式』(二十歳の記念式典)が開催された。コロナが5類に移行して入場規制が撤廃され、昨年の3倍近い8000人以上が参加。華やかな晴れ着姿の女性二人組(2枚目写真)が声を弾(はず)ませる。 【個性がスゴすぎる!!】「この日のために…」思い思いの"勝負服" でド派手成人式(写真11枚) 「この日のためにバイトで貯(た)めてきたんです。見てください! 着付け代とかもいれて、総額100万円するんです!」 今年は個性豊かな晴れ着が目立った。鮮魚店で働く男性はカジキマグロやウナギのぬいぐるみをあしらった袴で参加。ほかにも大好きだというキティちゃんを付けたものや縁起が良いからとリーゼントを七色に染めた集団など、思い思いの”勝負服”で式典を盛り上げた。 かつては酒盛りや暴力行為などが取り沙汰され、「日本一治安の悪い成人式」と揶揄(やゆ)されたが、迷惑行為は年々減少。今年も大きなトラブルなく進行した。 それだけではない。代名詞の「ド派手な袴」は昨秋に世界四大ファッションショーの一つであるニューヨークのコレクションに出展。世界から認められる日本の文化となった。火付け役である着物販売店『みやび』代表・池田雅さんが語る。 「個性豊かな袴に加え、名前入りの幟(のぼり)の発注も多かったです。初めて熊手の製作もしました。そういう担ぎ物が多かったこともあり、例年に増して華やかでした」 ますますゴージャスに、個性豊かになった北九州市の成人式。会場は節目を迎えた若者たちのエネルギーで溢(あふ)れていた。 『FRIDAY』2024年1月26日号より
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