【速報】小1でランドセルむりやり持たされて…いじめで転校 女児と両親が大阪市を提訴 父親「ここまでしないと動いてくれない」改めて訴える
大阪市の公立小学校で女子児童がランドセルを、むりやり持たされるなどのいじめを受けて転校した問題。児童と両親が提訴しました。 【画像を見る】小1いじめ被害「裸になってとか言われた。しんどかった」指導した担任は「今度なんかあったら自分で解決してね」 訴状によりますと、大阪市の市立小学校で、当時小学1年の女子児童が2020年、下校中に同級生の男児からランドセルなどをむりやり持たされるいじめを複数回受けて、不登校になり翌年、転校しました。 転校後、市教委は市長に「重大事態」と報告、第三者委員会はいじめと認定し「学校はいじめではなく児童同士のトラブルとして対応した」と指摘しています。 女子児童と両親は4月25日午前、担任教諭らがいじめと捉えずに相手児童への適切な指導を怠ったため転校したとして、大阪市に対して約300万円の損害賠償を求めて提訴しました。
提訴に至った理由について女児の父親は、「提訴となると損害賠償の請求となるが、そういう争いをしたいのではなく娘がちょっとでも安心して暮らせるよう、加害児童に指導してほしい、それだけです。」と話しました。 そして「加害児童に重大性を理解してほしい。そういう指導をしてほしい。ここまでしないと(教育現場側は)動いてくれない」と訴えました。 いっぽう、大阪市教育委員会はこれまでのMBSの取材に対し、「個別の事案について回答できない」としています。