「クマの足跡かもしれない」関東屈指の観光地・日光でクマ出没相次ぐ 現場に残された痕跡は…
TBS NEWS DIG Powered by JNN
関東屈指の観光地でもある栃木県日光市でクマの目撃情報が相次いでいます。現場を訪れると、そこにはクマのいた痕跡があちこちに残されていました。 関東でも指折りの観光地の1つ、栃木県日光市では、2024年6月に入ってクマの目撃情報が相次いでいます。 17日に撮影された動画には、建物の脇に置かれたドラム缶にしがみつく、クマの姿が映っていました。ドラム缶に、頭をこすりつけているようにも見えます。 24日、現場で動画の撮影者に話を聞くことができました。 撮影者 「(クマは)しがみつくように。動画で見るとこれくらい、150センチ近いんですかね」 クマが目撃されたのは、福祉施設の作業小屋の近くです。 撮影者 「危ないと思ったので、そのままクマを見ながらこちら(小屋)に戻っています。音とかもしなくなったので、 爆竹とかちょっと鳴らして、そっと出てきたらドラム缶が倒れていた」 5~6年前から、この周辺でクマが頻繁に目撃されるようになったといいます。 現場近くには… 撮影者 「正面の杉の木が剥かれているのがわかります?」 クマが食べてしまったあとがありました。さらに… 撮影者 「もしかするとこれがクマの足跡かもしれない。鹿の(足跡)はこういう風にならないので」 クマのものとみられる足跡も残されていました。 日光市によると、市内はほぼ全域がクマの生息地になっているそうで、活動が活発になる10月ごろまでは、夜間早朝の外出などに注意が必要だということです。
TBSテレビ