米メディアが「ダルビッシュがゴメスのサイクル安打を意味あるものにした」
地元紙のスターテレグラム紙は「ダルビッシュの気概とゴメスのサイクルヒットでレンジャーズがエンゼルスを破った」という見出しで伝えた。 同紙は「ゴメスのパフォーマンスはグローバル・ライフ・パークの歴史の一片になった。ダルビッシュのパフォーマンスは、サイクル安打を意味のあるものした」と、ダルビッシュの好投が、ゴメスのサイクル安打をムダにせず、勝ちにつなげたことを表現した。 さらに同紙はバニスター監督の談話を掲載。125球という球数について指揮官はこのように語っている。 「彼は我々のエースだ。あの時点でよいボールを投げていた。球数については分かっていたが、彼は我々のエースだ。あのような状況を彼は切り抜けられた」と信頼して続投させたことを明かした。 ダルビッシュ自身もこの日、球数にも関わらず6回まで投げたことに驚いていたという。 「ダルビッシュは彼が試合に留まるのを許されたことについて驚いていた。特に、18日にオークランドでのアスレチックス戦で早く降板したこともあり、チームが彼の能力を試すようなところがあったのではと考えたようだ」と書いている。 ダラスニュース紙では、ダルビッシュのこんなコメントを紹介している。 「僕はとてもうれしい。監督が僕をコール・ハメルズと同じように見てくれて」 ダルビッシュがメジャーで200イニング以上を投げたのは2013年だけだが、このときはア・リーグの奪三振王になっている。この日の登板を終えて、順調にイニング数を投げることができれば、今シーズンは奪三振王のタイトルを獲得できる可能性も出てきそうだ。