【バレー】日立Astemo 齋藤加奈子の現役引退と渡邊彩の退団を発表
バレーボールのVリーグ、V1女子の日立Astemoリヴァーレは齋藤加奈子の現役引退と渡邊彩が今シーズンかぎりで退団することを4月26日(金)に発表した。達川和彦コーチと三村舞アスレティックトレーナーが退団することも合わせて発表された。 【齋藤加奈子選手の引退を伝えるチームのSNS投稿】 齋藤は大学在学中、2016/17シーズンに内定選手として(当時)V・プレミアリーグでVリーグデビュー。安定感のある守備でチームを支え、内定期間を含めて8シーズンでV・レギュラーラウンド167試合に出場しチームに貢献した。 齋藤は5月1日(水)からAsueアリーナ大阪で開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会で現役最後の試合に臨む。 渡邊は2010/11シーズンにV・チャレンジリーグの三洋電機レッドソアでVリーグデビュー。そのあと仙台ベルフィーユ、トヨタ車体クインシーズを経て2021年に日立Astemoリヴァーレに入団。持ち味である機動力を生かした攻撃でチームを引っ張り、在籍3シーズンでV・レギュラーラウンド86試合に出場し勝利に貢献した。 引退選手、退団選手、スタッフの詳細およびコメントは下記の通り。 ■齋藤加奈子(さいとう・かなこ) リベロ/身長160cm/1994年6月3日生まれ/秋田県出身/由利高→東北福祉大 ▼コメント 7年という時間は私にとってとても大きく、1年1年で感じること、見えることが変わり、さまざまなことに触れることができました。なかなか結果のついてこないなかでも支えてくださったファンの皆さま、関わってくださった皆さまには感謝しかありません。最後まで“齋藤加奈子”らしくできることをまっとうしたいと思っています。
■渡邊 彩(わたなべ・あや) ミドルブロッカー/身長176cm/1991年4月23日生まれ/宮城県出身/古川学園高→三洋電機→仙台ベルフィーユ→トヨタ車体 ▼コメント 3シーズンみんなと一緒にプレーさせていただき、チームとしてなかなか納得のいく結果を出すことができず私自身、このチームに何か少しでも残せただろうか?と思う気持ちはあります。短い時間ではありましたが、苦楽をともに過ごし、同じ目標に向かって過ごした日々にとても感謝しています。今後は移籍を考えていて、自身のさらなる成長に努める所存です。 ■達川和彦(たつかわ・かずひこ) コーチ/1990年12月7日生まれ ▼コメント 選手の成長を間近でみられたことはこの上ない幸せでした。私を支えてくださった、家族、スタッフの皆さまには心より感謝申し上げます。まだまだ未熟者ですが、今後も自分自身が成長できるように務めたいと思います。 ■三村 舞(みむら・まい) アスレティックトレーナー/1991年5月10日生まれ ※4月26日時点コメントなし
月刊バレーボール