裏金問題2057万円の元五輪女性議員 来年参院選の比例公認リストに名前 石破首相「参院も同じ対応」も 参院2番目高額、党役職停止1年処分中
9日に国会で行われた石破茂首相と、野党党首による党首討論で、維新・馬場伸幸代表が、自民党の裏金問題に関して質問。石破自民が衆院選で不記載議員のうち12人を非公認とし、全員の比例重複を禁じたことを挙げ「いわゆる裏金参院議員の方は、今回と同じものさしで公認・非公認をお決めになるのか」と聞いた。 【写真】2057万円もの不記載があった女性議員 石破首相は「参院議員に対してどうなのか。同じ国会議員でございますので、衆議院と参議院で違う対応をすることはございません」と述べた。 ただし、自民党はすでに来年2025年の参院選に向け一部公認候補者を発表している。 裏金議員も含まれており、「党役職停止1年」の処分を受けている橋本聖子議員の名前も記載されている。不記載額は2057万円。参院では2番目の高額と指摘されている。 今回衆院選では、橋本氏より重い「党員資格停止1年」「党員資格停止半年」の処分を受けた西村康稔氏(不記載100万円)らは、全員が非公認に。 橋本氏と同じ「党役職停止1年」のケースは、萩生田光一氏(2728万円)、三ツ林裕巳氏(2954万円)、平沢勝栄氏(1817万円)が非公認となった。 橋本氏は3月の参院政治倫理審査会には出席している。