【キミだれ?】昭和生まれのロボット 名前思い出せますか? 現在も現役でした 静岡市
「カンちゃん」を発見
カンちゃんが今も展示されているという静岡科学館「る・く・る」へ向かいます。すぐに待望のカンちゃんとのご対面となりました。エレベーターホールで見つけたカンちゃんは、台に乗っているとはいえ、身長177cmの光田有志アナウンサーとほぼ同じ大きさです。昔とは色合いこそ違いますが、映像にあったロボットで間違いありません。
あの巨匠が手がけたロボットだった?!
静岡科学館る・く・るの木南友希さんから、カンちゃんの歴史について詳しく聞くことができました。1971年に児童会館に納品され、2003年に児童会館は閉館。その翌年2004年に「る・く・る」にやってきたそうです。 かつては「案内ロボット」として活躍し、現在は出口に立って「見送りロボット」として子供たちに笑顔を与え続けています。そして、驚きの誕生秘話が木南さんの口から明かされました。 静岡科学館る・く・る・木南友希さん: 手塚治虫先生がデザインに加わっていたのではないか、という逸話が職員に伝わっています いきなり飛び出したマンガ・アニメ界のビッグネーム。木南さんは確証はないとしながらも、「手塚治虫氏がデザインした」と記載された展示物ガイドが、児童館に残っていたと話します。カンちゃんのデザインに巨匠が関わっていたかもしれないのです。さらに驚きの事実が。手塚治虫氏が手がけたカンちゃんは全部で4体あったそうです。 静岡科学館る・く・る・木南友希さん: 最初は歩くロボットとして1号機が、案内ロボットとして2~4号機が作られました。そのうちの1体が、このカンちゃんだと言われています カンちゃんに兄弟がいた可能性まで出てきました。昭和に生まれ、平成を経て、令和の今もなお子供たちを見守り続けるカンちゃん。驚きのビックネームをバックボーンに持ったロボットは、時代を超えて愛され続けています。 ■施設名 静岡科学館る・く・る ■住所 静岡市駿河区南町14-25 エスパティオ8~10階 ■営業時間 9:30~17:00 ■定休 月 ■入場 大人(15歳以上※中学生は除く)520円 小・中学生120円(静岡市内在住・通学者は無料) 未就学児 無料 ■問合せ 054-284-6960 (テレしずWasabeeより)
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