【巨人】21歳右腕・木下幹也が強豪Hondaに6回自責0の好投「どの球種でも勝負できた」
◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍 1―1 Honda(27日、ジャイアンツ球場) 巨人の育成・木下幹也投手(21)が27日、Hondaとのプロ・アマ交流戦に先発し、6回5安打1失点(自責0)と好投した。 「今季はストレートの球速、球威を上げることを意識して練習しています」と話す育成4年目右腕は、最速147キロを計測した直球と大きく縦に割れるカーブなど変化球を織り交ぜながら4回まで無失点。1点リードの5回に味方の失策から1死三塁の危機を招くと、8番の野尻に右前へ同点適時打を浴びた。 それでも「同点を許してしまいましたが、逆転されずに踏ん張れたことは良かったと思います」と振り返ったように、粘りの投球で6回を72球で5安打1失点(自責0)に抑えた。 横浜高から20年の育成ドラフト4位で加入。4年目となる今季は、支配下登録が期待されている。「どの球種でも勝負できていたので幅が広がって、窮屈になることなく投げられました」と社会人の強豪Hondaを相手に手応えをつかんだ。
報知新聞社