現代社会に潜む陰謀論が次々と ソン・ソック主演『コメント部隊』予告編&場面写真公開
2月14日より全国公開されるアン・グクシン監督最新作『コメント部隊』の予告編と場面写真が公開された。 【写真】『コメント部隊』場面カット(複数あり) 『誠実な国のアリス』のアン・グクジン監督9年ぶりの新作となる本作は、国家情報院の世論操作事件を題材にしたチャン・ガンミョンの同名小説を原作とした犯罪スリラー。世論が形成されるサイバー空間を誰かが支配しているかもしれないという現代社会に潜む陰謀論や世論操作に疑念を提起した。 主演を務めたのは、ドラマ『私の解放日誌』で大ブレイクを果たし、『犯罪都市 THE ROUNDUP』などにも出演したソン・ソック。 公開された予告編は、ソン・ソック演じる社会部記者のイム・サンジンのスマートフォンに絶え間なく誹謗中傷の言葉が投げつけられ、懲戒処分を告げられるシーンから始まる。そんなイムのもとに、コメントによって彼の記事を妨害し、工作を行ったと主張する「コメント部隊」からメッセージが届く。ネット世論を操作する彼らの手にかかれば、真実を嘘に、嘘を真実に変えることすら可能だと言う。 「現代社会に潜む陰謀論について、目の前で見せることができる映画ではないか。単なる1つのネットの話ではなく、今私たちが生きているこの社会環境についてすべて盛り込みたい」というアン・グクジン監督の意思が垣間見られる予告編となっている。
リアルサウンド編集部