日本代表DF伊藤洋輝が負傷離脱も…バイエルンのター獲得交渉に進展はなし
日本代表DF伊藤洋輝が負傷したバイエルンだが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)獲得に向けた交渉は進んでいないようだ。 ヴァンサン・コンパニ監督を新たな指揮官に迎え、ブンデスリーガの王座奪還を目指すバイエルン。シュツットガルトから伊藤を迎えたことに加え、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、U-23フランス代表MFマイケル・オリーズを獲得するなど順調な夏を過ごしていた。 しかし、28日に行われたレギオナルリーガ(ドイツ4部)の1.FCデューレンとのプレシーズンマッチで、伊藤が負傷。検査の結果、中足骨の骨折が判明し、数週間の離脱を余儀なくされることになった。 開幕前から大きな誤算が生じることになったバイエルン。これを受けて現在停滞中と報じられるターの交渉が加速することも期待されているが、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると現時点で状況に変わりはないとのことだ。 バイエルンはター獲得のため、移籍金2000万ユーロ(約33億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約8億3000万円)を提示。しかし、レバークーゼン側は金額に満足しておらず、ター自身はバイエルン移籍を望みながらも交渉は進展していないという。 結局のところ、バイエルンがターの交渉を加速させるかはオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの去就にかかっている模様。こちらもマンチェスター・ユナイテッドとの交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中だが、バイエルンとしては5000万ユーロ(約85億7000万円)+ボーナスの要求額を維持したい考えのようだ。 デ・リフトについては、ファンから残留を嘆願する署名が数多く集まっているという事情も。まずはデ・リフトの去就が決定されない限り、バイエルンのター獲得交渉は進展しないと見られている。
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