「日本酒の神様」鈴木賢二さん(福島県酒造組合特別顧問)講演会 白河市立図書館
福島県日本酒アドバイザーで県酒造組合特別顧問の鈴木賢二さんを招いた講演会は28日、白河市立図書館で開かれた。市中央公民館の主催。 鈴木さんは三春町出身。県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの副所長などを歴任し、全国新酒鑑評会で、9年連続金賞受賞数日本一を支えるなど、県産日本酒の品質向上に大きく貢献したことで知られる。 県産日本酒のレベルが高まった背景には、清酒アカデミーによる人材育成や、蔵元同士の情報交換と技術共有が大きな役割を果たしたことを説明した。清酒の研究会を立ち上げ、全体の底上げを進めたこと、吟醸酒製造マニュアルを作成した効果にも触れた。 会場には多くの日本酒ファンが詰めかけ、「日本酒の神様」とも称される鈴木さんの話に聞き入った。 (県南版)