映画『ブリーディング・ラブ　はじまりの旅』新規場面カット

　ユアン・マクレガーと実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがダブル主演で親子役を演じた映画『ブリーディング・ラブ　はじまりの旅』より、予告編2種と新場面写真が解禁された。 【動画】ユアン・マクレガーが実の娘と「Bleeding Love」を熱唱！　『ブリーディング・ラブ』予告編 　2023年サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で上映され注目を集めた本作。実際に問題を抱えた時期のあったマクレガー親子がその経験を乗り越え、父と娘の“愛と回復への旅の物語”を完成させた。今年、映画デビュー30周年を迎える英国を代表する名優ユアン・マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアンだが、そんなクララが最愛の父へ送った一つのラブレター“脚本”をきっかけに本作は生まれた。 　何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば2人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、2人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。 　予告編は、通常バージョンとショートバージョンの2種。通常バージョンは、ユアン・マクレガーと娘クララ・マクレガー親子の熱唱シーンから始まる。歌うのはイギリスのシンガー、レオナ・ルイスの大ヒット曲「Bleeding Love」。本作のタイトルにもなった一曲だ。十数年ぶりに再会した親子のぎこちない旅が映し出される中、見知らぬ男と酒を飲む娘に、父は12時間前に彼女が死にかけていたことを告げて激怒。とうの昔に幼い自分を捨てた父を許せずにいた娘は、父の彼女を気遣う言葉に歯向かい、衝突する。 　しかし、父と娘にはかけがえのない2人だけの美しい記憶があった。父が娘を旅に連れ出した本当の理由とは？父の「パパの日記を読んで度肝を抜かすなよ」という言葉の真意は。『パスト ライブス／再会』『キャロル』の製作チームと、オランダが生んだ新たなる才能エマ・ウェステンバーグ監督がつくり出した色鮮やかな映像美、アメリカ南西部の壮大な自然の景色も印象的な、切なくも愛おしい、親子の複雑な愛が感じられる映像となっている。 　新場面写真は3点。ユアンとクララ演じる親子の姿のほか、線路沿いに立つ親子2人のカットも収めている。このシーンはユアン・マクレガーの代表作『トレインスポッティング』のオマージュ。本作には、作品の随所に『トレインスポッティング』のオマージュがいくつか含まれている。 　映画『ブリーディング・ラブ　はじまりの旅』は、7月5日より全国公開。