棚村克行選手

2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station～route de paris～」。 3月24日（日）の放送では、「水球競技」に注目。日本代表GK・棚村克行選手が、海外チームに勝利するための戦術について語ってくれました。

◆水球ならではの豪快なプレーに注目

水球コートの大きさは、男子と女子で異なり、男子が縦30メートル横20メートル、女子が縦25メートル横20メートル。1ピリオド8分の4ピリオド制、1チーム7人で戦い、より多くのシュートを決めたチームが勝利をおさめます。 水球男子日本代表は、2023年10月の杭州アジア大会で53年ぶりの優勝を果たし、3大会連続のオリンピック出場権を獲得しました。 「水中のハンドボール」と呼ばれる水球は、プールのなかで体をぶつけて激しくボールを奪い合うスポーツです。海外の選手は、2メートル、体重100キロの選手も珍しくありません。日本人選手との体格の差は歴然です。 そんな選手たちに勝つための日本の戦術について、リオ・東京オリンピックと2大会に出場した経験を持つ日本代表GK・棚村克行選手は「水球って水中の格闘技と言われるぐらいコンタクトが激しいんですけど、そのコンタクトの部分で勝負したら絶対に勝てません」と言います。 水のなかでは激しい攻防が繰り広げられ、ときには水着が引っ張られることも。「ヨーロッパだとコンタクトした瞬間に引っ張ってくるので、掴まれないようにまず動き回ります」と、日本人が得意な俊敏性を武器に世界に挑みます。水球ならではの豪快なプレー、スピーディーなパスワークにも注目です。 番組では、棚村選手のチアアップソングの1つである吉川晃司さんの「Over The Rainbow」がオンエア。楽曲は、リオ五輪水球日本代表のため書き下ろされた応援ソングです。 （TOKYO FM「Cheer Up Station～route de paris～」3月24日（日）放送より）