「ウルフカット」に初トライするなら? 最旬ヘアと成功の秘訣を伝授
ウルフカットのカット方法
ウルフカットは、具体的にはヴィンテージ風のシャグカットとエッジの効いたマレットを融合させたスタイル。 「まず、頭頂部にボリュームを出すことに重点を置き、テクスチャーのあるレイヤーを入れます。次に、中間から毛先にかけてチョッピーなレイヤーを加えていきます。コツは、適度ななめらかさを保ちながら、さりげなく無造作に見せることです」とバーネットは説明する。 さらに、セレブのヘアスタイリストで「GHD」アンバサダーのパトリック・ウィルソンは「前髪を作るのもすごくいいですね。レザーを使って、髪にライブ感と柔らかさを加えることがポイントです」と話す。
【スタイリング方法】熱を加えない場合は乾かし方に工夫を
前述の通り、ウルフカットは自然な動きを持つ髪質に最適。特にクセやカールがある場合、スタイリングにそれほど時間がかからない数少ないレイヤードカットのひとつだという。 「ウルフカットはゆるいスタイルなので、クセのある髪に特によく合います。とはいえ、いくつかのヘアケア製品を使えば、誰にでも似合わせることはできます」とリズ。 「クセのある髪質には濡れた状態で『アヴェダ』の“ビー カーリー カール エンハンス”を使用し、ディフューザーで乾かすか、自然乾燥させて。髪が少し乱れたように見えつつも、形を強調してくれます。別の方法としては、『アヴェダ』の“テクスチュア トニック”を使うとシーソルト風の仕上がりになり、どんな髪質でも完璧にスタイリングできます」 「なお、カット前に参考画像を見せてスタイリストとイメージをすり合わせることが必要です。もちろん、カットのスペシャリストを指名して」
【スタイリング方法】ストレートアイロンは小型がベスト
髪質がストレートの場合、または少し手を加える必要がある場合は、小型のストレートアイロンをを選ぶのがおすすめ。 「ウルフカットには短いレイヤーが多いので、『GHD』“ミニヘアアイロン”のようなツールを使うと、ウルフカットのフォルムを簡単に再現できます」 「もし髪に自然な動きやウェーブがあるならディフューザーを使用し、指で毛先を整えながら自然なテクスチャーを活かすのがいいですね」と、ウィルソン。