安心な地域社会実現へ連携、市社協と地区郵便局長会【山陽小野田】
山陽小野田市社会福祉協議会(西村公一会長)と長門南部地区郵便局長会(小倉雄二会長)は3日、地域福祉の向上を目的に包括連携に関する協定を結んだ。安心・安全な地域社会の実現や防災などで協力し合う。 同局長会は市内、宇部市、下関市の郵便局長が集まった組織で、さまざまな地域貢献、地方創生活動を繰り広げている。ネットワークに優れた局長会と地域福祉全般の向上に努める市社協が連携し、それぞれの強みを生かして安心・安全な住みよいまちを実現しようと提携した。 連携事項は▽災害時の連携▽高齢者・障害者など要介護者への支援▽市社協の広報-など。 中央2丁目の複合施設「Aスクエア」で行われた調印式では、西村会長と阿部真也副会長(下関入江郵便局長)が協定書に署名、押印した。 西村会長は「2010年には大雨で厚狭川が氾濫するなど、いつどこで大きな災害が起きるか分からない。局内業務にとどまらず地域貢献活動を続ける局長会とのネットワーク強化が地域福祉や防災力の向上につながると確信している」と連携を喜んだ。 阿部副会長は「地域の安全と発展を理念、使命として活動している。安心・安全を見守るお手伝いをしていきたい」と話した。