川崎市立特別学校で個人情報を紛失
川崎市教育委員会は市立聾学校で児童、生徒の個人情報が記載された書類を紛失したことを発表しました。 紛失したのは卒業生や転出児童を含む幼稚部から高等部まで50人の氏名や生年月日、住所、身体障害者手帳の事項などが記載された「個人票」と教職員の連絡網です。 今月11日、高等部の教諭が保護者への連絡で個人票を使おうとした際、保管書庫にないことが発覚。 職員らで探したところ、ごみ袋などから個人票のファイルの背表紙やとじ具が見つかったということです。 また同時に教職員の連絡網もなくなっていることが判明しました。 いずれも職員室内のダイヤル式の鍵がついた書庫に保管していたといい、今月21日に学校側が中原警察署へ児童・生徒の個人票は窃盗届として、教職員の連絡網は遺失届としてそれぞれ提出し受理されています。 学校は24日に保護者説明会を開き経緯を説明し謝罪しました。 市教委は今後も書類の捜索を続けるとともに保管場所の貸出簿を作成し、管理職の管理を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。