立浪監督が“絶賛”…中日、早くも高評価を得た選手(6)立浪監督も「頼もしい」との声
2年連続最下位に終わった中日ドラゴンズ。チームを率いる立浪和義監督にとっても、勝負の1年となるだろう。選手に対して厳しいコメントを残すこともある立浪監督だが、若手有望株を筆頭に、賛辞の言葉も送っている。そこで今回は、今季に立浪監督から称賛された選手を紹介する。
中田翔
投打:右投右打 身長/体重:184cm/107kg 生年月日:1989年4月22日 経歴:大阪桐蔭高 ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目 大型補強の一環として、今季から中日ドラゴンズに入団した中田翔。貧打に悩むチームの救世主として注目される。 高校時代は「怪物」と呼ばれ、甲子園でも強烈なホームランを放った中田。圧倒的なスター性と実力を持ち、ドラフト1巡目で北海道日本ハムファイターズから指名を受けた。 高卒3年目にプロ初アーチを描くと、翌年以降は毎年のように2桁本塁打を記録。2014年には全試合に出場し、打率.269、27本塁打、100打点の好成績で初タイトルとなる打点王を獲得した。 その後、不祥事によって2021年シーズン途中から読売ジャイアンツに移籍。移籍2年目は109試合出場で24本塁打を放った一方、昨季は出場機会が減少。 その結果、オプトアウトを行使して巨人を退団し、自身3球団目となる中日でのプレーを選択した。 オープン戦で安打を記録した際には「速いボールを打ち返せるというのは頼もしいなと思います」と立浪和義監督も高評価。 開幕戦では「4番・一塁」でスタメン出場し、移籍後初本塁打を放つなど、早くも貴重な戦力となっている。
ベースボールチャンネル編集部