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「モンド麻雀プロリーグ第21回女流モンド杯」が2月27日(火)より開幕される。人気の女流プロ雀士の中でもタイトルを保持し、実力を持ち合わせたトッププロだけが集結した対局番組。総勢12名の女流雀士による意地とプライドをかけた対局シリーズをファンは心待ちにしていたことだろう。 【写真を見る】連覇を目指し意気込む魚谷侑未 「第21回女流モンド杯」は、予選全18戦で各プロが6回を打ち、総合点の上位2名が決勝進出。3位から10位の8名が準決勝に進出し、下位2名は予選敗退。準決勝は点数を持ち越し各自1回(準決勝全2戦)、総合点の上位2名が決勝進出。決勝は予選の点数を持ち越さずリセットとなり、2回戦を行い、優勝者が決定する。 今回は、前回優勝者の魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)をはじめ、池沢麻奈美(日本プロ麻雀連盟)、川原舞子(日本プロ麻雀連盟)、黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)、高宮まり(日本プロ麻雀連盟)、東城りお(日本プロ麻雀連)、二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)、日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会)、宮内こずえ(日本プロ麻雀連盟)、和久津晶(日本プロ麻雀連盟)に加え、第10回女流モンド杯チャレンジマッチ A卓勝者と第10回女流モンド杯チャレンジマッチ B卓勝者が出場予定となっている。 今回は、前回優勝者の魚谷侑未にインタビューを敢行。大会への意気込みや自身のキャッチフレーズについて話してもらった。 ――「第21回女流モンド杯」への意気込みや今年の抱負など、お願いします 「女流モンド杯は、私の"原点"ですね。女流モンド杯を初出場・初優勝したところから、私は始まっていると思うので、これからも勝ち続けられる"壁"になりたいですね。『魚谷さんがいるから勝てない』って思われる存在でありたいです。なので、今年も2連覇目指して打ちます。頂点であり続けるには勝ち続けるしかないんです。なぜなら、例えば、今まで勝ってきていても、ここから先5年間勝てなかったら、きっと『落ちぶれた』などと言われてしまうと思うのです。勝つって気持ちを持ちながらやっていきたいなって思います。昨年はタイトルを3つ獲ることが出来て、麻雀が充実していると思っています。なので、この調子で自分を成長させ続けて、『去年より強くなったね』って毎年思っていただけるように、さらに成長できるよう精一杯努力していきたいと思います。私は性格がネガティブなので、『私って麻雀ダメだな』って反省して、さらに自分を成長させています。なので、自分が強いと思うことはないですね。伸びしろだらけです！まだまだ自分が出来ることはたくさんあるなって思っているので、これからも成長し続けていきたいです」 ――"雀魂"などで麻雀を始めたばかりの方が、MONDO TVの麻雀対局番組を見たら、もっと麻雀や選手が好きになるとか、そういった良い影響はあると思いますか？ 「それは間違いなくあると思います！その人がどのように麻雀と関りたいかにもよると思うんですけど、まずはプロの麻雀を見て、自分との違いを知ることで勉強になると思うんですね。なので、勉強の教材として使うのが一点。 あとはプロ麻雀の世界で生きている人って、趣味でやってる人とは違うと思うんですね。私達みたいに麻雀を10年、20年やってる人達を見て、麻雀と向き合う姿勢や覚悟を感じてもらえると、『麻雀ってこんなに考えることが多いんだ』とか、『麻雀ってこんなにやっている人でも楽しんで打ってるんだ』などわかってもらえるんじゃないかなって思っています」 ――ご自身のキャッチコピー「最速マーメイド」について、今後呼ばれたいキャッチコピー案などあれば教えてください 「『最速マーメイド』は最初の頃に付けていただいたのですが、良いキャッチコピーを付けてもらえたと思っています。当時は打ち筋が早い麻雀だったのですが、元々好きなのは速めの麻雀ということもあり、改めて、今またその時代の麻雀を取り入れたいなと思っています。だから、結局私に合っているキャッチコピーなのかなって思います。私は、将棋の『藤井八冠』のような絶対的な存在になっていないので、もっと強くなって、いつかはそういうキャッチコピーもあったら良いなって思います。5冠ぐらい獲ったらですかね(笑)。なので、次の女流モンド杯も大事な一戦です！」 文＝HOMINIS編集部