穏やかな表情を見せるカフジオクタゴン

［ＧⅢシリウスステークス＝２０２４年９月２８日（土曜）３歳上、中京競馬場・ダート１９００メートル］ 　カフジオクタゴン（牡５・矢作）は３か月の休み明けだった前走・ラジオ日本賞（ＯＰ）から中１週での参戦。結果こそ７着だったものの、好スタートを決めて前めで粘ってみせた。 　福岡助手が「内容的には収穫はあったので、ここでもう一段（状態を）上げていければ」と力を込める。前走は日頃のルーティンとなっているゲート練習の成果が実った形となった。「（競馬前）最後の２日前にポンッと今までにないくらいに出たから、ジョッキーに『もしかしたら今までより出るかもしれないです』と言ったら本番でもその通りに出てくれた」と笑顔を見せる。 　約７か月ぶりの実戦だった今年５月の平城京Ｓを８着→中１週で臨んだＧⅢ平安Ｓを４着という成績からも、叩き良化型なことは明らか。同助手は「いつも通りの上がり目を見せてくれるようなら面白い競馬内容をみせてくれるんじゃないか」と好感触を口にした。