流行りの「リップアートメイク」をエディターが体験レポート!痛みは?1回でどう変わる?Before→After写真も
色みのない唇をどうにかしたいと切望するエディターAが、リップアートメイクに挑戦!“とにかく顔色が悪くみえる!”と嘆くAの唇に血色感は生まれたのか、結果はいかに⁉️ 【写真】スーパーモデルのシンディ・クロフォードも!? 「私たち、イジりました!」と整形を認めた人気セレブたち35人 ●体験者DATA:エディターA 【年齢】40代前半 【お悩み内容・悩み期間】高校生の頃から唇に色みがないことを自覚し、悩み度合いが深くなること20年超。コロナ禍を経てマスクを外してみたところ、リップなしでは顔色が悪く見えることに改めて驚き、アートメイクを真剣に考えるようになった。
アートメイクとタトゥーって何が違うの!?まずはリップアートメイクの“いろは”を理解
唇に血色感がないことを気にしていたエディターAは、アートメイクでこの悩みを改善できるのではないかと日頃からアンテナを張り巡らせていた。医療アートメイクであり美的センスが信用できることを前提条件に探していきついたのが、今回施術を受けた「BMC CLINIC南青山」だ。アートメイクに特化したクリニックで、大手医療アートメイクスクール®を運営していることでも知られている。 まずはカウンセリングシートへ記載した病気の既往歴などをもとに医師の診療を終え、カウンセリングでは看護師の坂本絢さんからリップアートメイクについての説明がなされた。 「リップアートメイクとは、唇の範囲の中の色を変えて整える施術のことです。暗い色に明るい色をのせてカバーしたり、薄い色に濃い色をのせたり、上から色をのせてカバーするのが主な目的ですね。なお、唇の色が暗く見える原因は、メラニンの増加による茶ぐすみと、血管の紫色が浮き出る紫ぐすみの2種類があります。基本的にはどちらもくすみをカバーする色を乗せていきます」(看護師・坂本絢さん)
エディターAの場合は色が薄いというよりも、メラニンの増加による茶ぐすみにより、上唇の色が特に暗く見えているということだった。これはもともとの唇の色だったり、紫外線や摩擦によるくすみだったり、原因は先天的、後天的なもの両方にある。 施術では、基本色となる赤・オレンジ・白のベースとなる3色を調合し、茶ぐすみをカバーした上で、Aの好みや肌の色による発色具合、さらには上唇の内側の色を鑑みて、コーラル寄りの絶妙な色合いに調合する。そして、この色素を先端に針のついたツールを使って唇の内部(真皮層)に入れていく。 「皮膚の表皮は約28日間の周期で入れ替わるので、表皮に入れるだけでは色素は定着しません。そのため、アートメイクでは表皮より深い位置にある真皮層に染色していきます。タトゥーの違いは皮下組織まで色を入れるかどうかです。メイク目的の場合は皮下組織まで入れてしまうと、落とすのがすごく難しくなったり、皮膚の色と混ざって色がぼけて見えたり、発色が違って見えたりしてしまうんです」(代表・土屋恵美さん) そしてアートメイクでできるのは、あくまでも唇の領域に色を入れるだけ。唇自体をふっくらさせたり、唇の領域を越えてのオーバーリップはできないそうだ。 また、BMC CLINIC南青山では美容目的のほかパラメディカルに積極的に取り組んでいるクリニックでもあり、乳がんオペ後の乳輪乳頭再建や、白斑、手術跡などにもアートメイクの技術を用いている。見た目はQOLを左右する重要なファクターだからこそ、このような選択肢を知っているだけで心の支えとなるだろう。