来栖りん「場違い感じた」人気アイドルから声優転身 1年の苦悩と前進
2022年にアイドルを卒業後、声優やアーティストとして活動中の来栖りんさん。 新たな道を歩み始めてまもなく1年、声優挑戦当初は“場違い感”を感じ苦悩したことや、苦しい中でも背中を押してくれた恩師の言葉など、様々な思いを『めざましmedia』の単独インタビューで明かしてくれました。 【写真17枚】写真集から公開されたカットやインタビューに答える来栖さん
来栖りん 好きなアニメとゲームを胸に新たな挑戦
ーーどうしてアイドルから声優に転身を決めたのですか? 「アイドルグループの解散が決まり、終わるんだと実感したときに、次に何をするか考えなけれないけない状況に立たされました。 当時は、あまり次のことを考えていませんでしたが、ずっとアニメとかゲームがすごく好きでいつかは携われたらいいなと思っていたんです」 所属していたアイドルグループの解散を機に、「好きなアニメやゲームにいつか携わりたい」という内に秘めていた思いを実現するべく、声優の道を歩み始めた来栖さん。 しかし、新たな世界へ踏み出すと決めた時は、大きな不安に襲われたと言います。 「自分が『好き』というものに自ら足を踏み入れることが初めてだったんです。 なのでプレッシャーといいますか、好きだからこそ最初は踏み出すのが怖かったです。でも、所属していたアイドルグループの解散も決まっていましたし、いつまでも怖い怖いと言っている訳にはいかなかったので、心を決めて始めました」
「“場違い感”を感じた」苦しく悩み続けた時を告白
さらに、ファンがいる作品を担当することへの責任を強く感じたそうで…。 「アニメやゲームのファンに中途半端に関わっていると思われることがすごく怖かったです。 もし、自分の好きな作品に中途半端な気持ちで関わっている人がいたら、嫌だなって思うはずです。自分がそれを感じさせる側になってしまわないか不安でした。 声優の道に進むと決めたことは、自分の中で一大決心でしたね!」 来栖さんが怖さを感じたのは、最初の一歩だけではありませんでした。 その後も、元アイドルという立場で声優オーディションを受けていくことにプレッシャーを感じ、悩みながら前に進んできたと振り返ります。 「1回1回のオーディションが怖かったです。“場違い感”を感じていました。 独学に近いくらい声のお芝居のお稽古もしていない状態の私が、今まで専門にやってきた人と急に同じことをやるというのは、自分がやると決めたことでも、すごくプレッシャーを感じました。 不安を抱いていましし、それをはねのける実力もないことがもどかしかったです」