Snow Man向井康二「泣きそうやった」 黄色い光で満ちた東京ドーム公演
「ちょっと泣きそうやったもん」 目元をうるうるとさせる向井康二に応えるように、東京ドームのステージに立った岩本照が、泣き笑いのような笑顔を見せた。 【写真】東京ドーム公演初日、盛り上がりのクライマックスはこちら * * * 12月15日、岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介の「9人揃って」の、Snow Man初の5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」の東京公演が、東京ドームで初日を迎えた(本記事はネタバレを含みます)。 発売わずか3日でミリオンセールスを突破した4th ALBUM「RAYS」を引っ提げての、9つのメンバーカラーの光線(RAYS)が会場を埋め尽くす今回のドームツアー。 東京初日公演中盤のMCで、阿部亮平が「みんな、たぶん言いたいことあるんじゃない?」と会場に問いかける。すぐさま深澤辰哉が、「岩本さん、おかえり、っていうことで」と続けると、会場が大きな拍手で包まれた。 先月末に、「鼻に腫瘍があることがわかり」「早急に切除」したことを報告、音楽番組出演と11月30日・12月1日に行われた福岡ドーム公演を「お休み」していた岩本だが、この東京公演から出演を再開。自己紹介ラップ「Nine Snow Flash」以外のパフォーマンス中はずっと着用していた、スパンコールの散りばめられた黒マスクをMCではずし、改めて元気な顔を見せた。 阿部が、「ちょっとさ、これ、みんなでせーので言お! おかえりー!って」と提案すると、向井が「照兄(てるにい)は、照(ひかる)おかえり?」と応じ、阿部が「ひかるおかえりー、って言おうか、みんなで」と会場を見渡す。深澤の「せーの!」の掛け声に、ドーム全体が「ひかる、おかえりー!」の声と、岩本のメンバーカラーである黄色一色のペンライトの光で満ちた。 その光景に岩本が、両頬を押さえながら「ただいま」と泣き笑いのような、だがキラキラと光るような笑顔を見せる。すかさず深澤と向井が「もちろん大丈夫なんだけど、いまちょっと」「遠慮なく笑えないんだよね?」「まだちょっとつっぱり気味なんだよね」とフォロー。「まだマックスまではいってない」「順調なんだけど」と説明の言葉を添える岩本を気遣うように、向井が会場に「だからごめんね。今日おれ、あんまり笑いにならへんからよろしく」と言えば、深澤「いやいや、康二、いつもいつも!」、向井「ええ!」、深澤「いつもいつも!」というツッコミを繰り広げて、笑いを誘う。