方向感に欠ける年末相場で来年に向けて仕込みたい3銘柄
クリスマスを過ぎれば、日本株相場も年末ムードが一層強まってくる。2024年を見据えて、いま仕込んでおきたい銘柄とは?(写真:ブルームバーグ)
12月22日の東京株式市場は、前日21日の米国株市場でダウ平均株価が反発したことを好感して、買い先行でスタート。日経平均株価は一時、前日比200円を超える上昇となった。ただ、買い一巡後は外国為替市場での円高ドル安進行が嫌気され、上昇幅を縮小。終値は前日比28円高の3万3169円と小幅反発で引けた。 来週(25~29日)は、25日、26日がクリスマスやボクシング・デーの祝日で海外市場が休場となり、市場参加者が限定的となることに加えて、年末を控えて手がかり材料が不足するという事情もあり、方向感に乏しい展開となりそうだ。株式市場の自律性が希薄になる分、外国為替市場のドル円相場の変動に左右される可能性がある。 来週の日経平均の想定レンジは3万2600~3万3500円とする。
本文:2,049文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
冨田 康夫