色鮮やかな梅は5分咲き 堺市の荒山公園にぎわう
色鮮やかな梅は5分咲き 堺市の荒山公園にぎわう 撮影・レポート:岡本ゆか 編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
16日の近畿地方は、朝から冷え込みが厳しく、大阪管区気象台によると、大阪府堺市では最低気温が氷点下1.3度を観測した。しかし、同市では日中は晴れ間が広がるとともに最高気温14度を観測し、同市南区の「荒山(こうぜん)公園」では、梅の花が咲き始めており、多くの人でにぎわいを見せている。 和歌山田辺「一目30万本」天空の梅林が見ごろに
「今は5分咲きくらいですかねえ」と語るのは、同公園の警備員。園内を歩いていると、紅、白、ピンクといった色鮮やかな梅が咲き始めており、つぼみも多く見受けられる。堺市から来たという50代の女性は「新聞に載ってたから来たんやけど、まだこれからが楽しめそうやね」と言いながら、笑顔でシャッターを切る。 同公園によると、同公園の敷地17万平方メートルのうち、梅林は2万7千平方メートルを占めており、今から約30年前に植えられた木は約50品種、1400本にのぼるという。 同日午後になると、広場ではござなどを敷いてお弁当を食べる人も多く見られるなど、平日でもにぎやかな光景が多く見られた。散歩に来たという30代の女性は「私は地元なので、初詣は多治速比売神社に来て、2月はこの公園に来ます。私たち堺市民の憩いの場ですよ」などと話していた。