久万高原ふるさと旅行村の「花図鑑」が完成 代表的な143種掲載(愛媛)
愛媛県久万高原町若山の面河山岳博物館は、同町下畑野川の観光施設・久万高原ふるさと旅行村で見られる代表的な花を紹介する冊子「久万高原ふるさと旅行村に咲く花」を作製した。 冊子刊行は一般財団法人全国科学博物館振興財団(東京)の助成事業の一環で、2023年4~11月に山岳博物館が旅行村の植物を調査。館が育成する場所の専門家・久万高原トコロジストの有志5~10人も協力し、外来種約90種を含む約600種を確認した。 冊子には旅行村でよく見られる143種を掲載。花の色で見分けられるように白、黄、赤(ピンク)、青(紫)、緑の5色に分類した。県の準絶滅危惧種クマヤマグミなど希少な9種や外来種16種の開花期や特徴も図鑑形式で紹介している。 A5判、50ページで1冊800円。館のミュージアムショップで販売している。
愛媛新聞社