打球速度は大谷翔平級!育成契約で野手に転向する、中日・加藤竜馬「きつかったけど、充実していた」はつらつとした姿を披露
◇1日 中日秋季キャンプ(ナゴヤ球場) 来季から育成契約で野手に転向する元投手の加藤竜馬選手(25)が野手としてのキャンプ初日を終えた。 フリー打撃では左右両打席に立ち、計40スイング。この日は柵越えはなく、加藤球団本部長が「(2軍の首脳陣から)打球速度が180キロくらいあって、ドジャース・大谷並だという話があった。両打席でスタンドに入れられる」と話していた打棒は見せられなかったが、はつらつとした姿を披露。打撃練習後は捕手の練習に加わった。捕手は高校時代以来で、現在は経験のあるポジションを一通り見てみたいと言われているという。 初日を終えて「きつかったけど、充実していた。この秋はとにかくバットを振って、守備はたくさんボールを捕ることがテーマ」と意気込んだ。 加藤竜は岡山県出身。大阪偕星学園高、亜大、東邦ガスをへて2024年ドラフト6位で入団。身長185センチ、体重100キロの恵まれた体格から最速154キロのストレートを武器に2月の春季沖縄キャンプは1軍スタートを果たしたが、右肘の違和感で途中から2軍調整。ウエスタン・リーグでは9試合に登板して防御率6・48と1年目に1軍デビューを果たすことはできなかった。
中日スポーツ