名古屋グランパス・MF久保、「当てることだけを意識」し今季初ゴール 長谷川監督からの助言が再浮上のきっかけに
◇30日 J1第21節 C大阪2―1名古屋(ヨドコウ桜スタジアム) 名古屋グランパスは右ウイングバックで先発したMF久保が後半31分、1点差に追い上げる得点を挙げた。MF倍井の右CKを相手がクリアしたところに、右足でシュート。FWレオセアラの背中に当たって若干角度が変わり、今季初得点がゴール右に突き刺さった。 「こぼれてきたので、とりあえずうまく当てようっていうことだけ意識して…。打てば入ることがあるので、とにかくふかさないように、当てることだけを意識した」と振り返った。 昨季終盤にブレーク。今季は開幕戦のスタメンをつかんだが、なかなか調子が上がらず、一時はメンバー外に。長谷川監督からは「良いときの方が判断は早いし、自分の中で意思がある」と助言を受けていたが、「どうしようかなというのが鮮明になった。事前に情報を入れておけば勝手に体が動くと再確認できた」と、再浮上へきっかけをつかんだ様子だった。
中日スポーツ