【ONE】“野生獣”手塚裕之、“鮮烈チョーク”で5連続フィニッシュ勝利!タイトル挑戦をアピール
4月6日にタイ・バンコク、ルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FIGHT NIGHT 21』のウェルター級MMAマッチにて、手塚裕之(34=ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)がヴァミール・ダ・シウバ(28=ブラジル)にノースサウスチョークで2R一本勝ち。5連続フィニッシュを決めると、勝利マイクでタイトル挑戦をアピールした。 【動画】“野生獣”手塚裕之が“鮮烈チョーク”、5連続フィニッシュの瞬間! 手塚は筋骨隆々のマッスルボディを持ち、“野生獣”の異名を取る第13代パンクラスウェルター級王者。キャリア13勝で11フィニッシュ(8KO・3一本)と決定力の高さを誇る。今年2月の前戦で初回一本勝ち、4戦連続のフィニッシュ勝利(2KO・2一本)を決めた。 対するシウバは9勝3敗の戦績を持つ実力者。9勝全てフィニッシュと高い決定力を持つ。 両者は2月大会で対戦する予定だったが、シウバが直前で欠場したため、今回は仕切り直しの一戦だ。 1R前半、動きの堅い手塚はシウバから押し倒すようにテイクダウンを奪われるも、後半から挽回。ミドルや右を当てると終盤はタックルからテイクダウン、トップキープする。 2R開始すぐ、手塚が片足タックルからテイクダウン。シウバは首を抱えフロントチョークの体勢に入るも手塚はすぐに首を抜きトップキープ。しっかりと押さえ込んだ状態から、パスガード、そしてノースサウスチョーク! 何もできないシウバがタップした。 2R3分34秒、手塚が快心の一本。5戦連続のフィニッシュ勝利(2KO・3一本)を飾った。 手塚は勝利マイクで英語で対応。「最高の気分。今回は腕十字を狙いたかったが相手のパワーが強かったんで別の技を出した。自分は何でもできるんだ」と5連続フィニッシュに満足。 次戦に向けて、現ウェルター級世界王者のクリスチャン・リーと元王者のゼバスチャン・カデスタムの名前を挙げ、タイトル挑戦をアピールした。 『ONE FIGHT NIGHT 21』 4月6日タイ・バンコク、ルンピニー・スタジアム ▼ウェルター級MMA ○手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC) 一本 2R3分34秒 ※ノースサウスチョーク ●ヴァミール・ダ・シウバ(ブラジル)