【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ第36節、クリスタル・パレス対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間6日に行われ、マンUが0-4の大敗を喫した。英メディア『sky sports』は、現地時間7日にエリック・テン・ハフ監督のもとで戦った23-24シーズンが、クラブ史上に残る最悪のシーズンだと厳しく評価している。 【画像】マンチェスター・ユナイテッド最新スタメン＆フォーメーション 　36節終了時点で、ユナイテッドは16勝12敗6分の勝ち点54でリーグ8位につけている。すでにUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得は不可能となっており、UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得も5位のトッテナムと勝ち点「6」離れており難しい状況だ。 　同メディアは、「オールドトラフォードでの在籍期間を10ヶ月にしてクラブ7位で解任されたデイヴィッド・モイーズよりも下位に沈む可能性がある」と述べた上で、今季の低迷の原因について次のように分析している。 「今シーズンはリーグ戦35試合で55失点を喫した。2024年、彼らは317本のシュートを許したが、これはプレミアリーグのどのチームよりも多い。これは1試合あたり平均18本以上のシュートをうたれていることになる。今のチームはクラブ史上もっとも多くのゴールを許す可能性がある。この惨めなデータが今季の低迷を示している」 　さらに同メディアは、「今季リーグ戦で13敗を喫している。遡ると、これは1989/90シーズン以降、ユナイテッドのリーグ最多負けとなる。また、全大会を通じて、ユナイテッドは18敗しており、1977/78シーズン（19敗）以来の最多記録だ」と指摘し、「クラブ史上最悪のシーズンになる可能性がある」と、チームの不振を強調していた。