きのう新千歳空港で全日空機から煙のようなものが上がる機体トラブルがあり、一時、滑走路が閉鎖されました。 けが人はなく、運航に大きな影響はありませんでした。 飛行機の機体から、激しく煙のようなものが上がっています。 新千歳空港できのう午後5時40分ごろ「ANAの機体の翼から煙が上がっている」と消防に通報がありました。 消防によりますと、火災現象は発生していなかったということです。 この影響で一時的に滑走路が閉鎖され、乗客は予定よりおよそ2時間遅れて飛行機を降りました。 （乗客）「今年はお正月に火災があって、それを思い起こしたと思うんですが、機長からも何度も「安心」という話があったので、皆さん安心されて 静かに待機していました」 機体は羽田発新千歳着のANA71便で乗員9人、乗客202人にけがはありませんでした。 ANAによりますと、機体の着陸時に必要な油圧が不足していたということで、飛行機の点検を行い、原因を調査しています。 北海道エアポートによりますとこのトラブルの影響で大きな遅延などは発生しませんでした。 滑走路にも異常はなくきょうも通常通りの運航ということです。