岸井ゆきの、子どもの頃の夢は「3階建ての家に住みたかった」 映画『若き見知らぬ者たち』舞台あいさつ
女優の岸井ゆきの(32)が12日、東京都内で映画「若き見知らぬ者たち」の公開記念舞台あいさつに共演の磯村勇斗(32)、染谷将太(32)、福山翔大(29)らと登壇した。 フランス、韓国、香港、日本の共同制作作品。亡くなった父の借金を返済、母の介護をしながら昼夜働く青年・風間彩人を磯村、彩人の恋人・日向を岸井がそれぞれ演じた。 映画のタイトルにちなみ、自身が「名もなき見知らぬ若者」だったころに夢見ていたことを質問された磯村は役者一筋で突き進んできたことを真面目に回答。岸井は「そういう話の方がいいんですか」と遠慮気味に続き「私は3階建ての家に住みたかった。夢のマイホームをよく落書きしていました」と幼少期のほのぼのトークをした。 団地で育ったという岸井は「家に階段があるっていうのにあこがれていた。3階だともう1階上れる」と説明。夢がかなったか聞かれると「かなってないです。今後考えたい」と笑った。 染谷は子どものころから役者を続けており「強いて言えばジャッキー・チェンになりたかった」と映画界に入ったきっかけを明かした。
中日スポーツ