張本智和 準決勝は中国選手にストレート負け【卓球 W杯】
テレ東スポーツ
ITTF男女ワールドカップ<4月15~21日/マカオ>19日、男子シングルス準決勝で張本智和(20=智和企画/世界ランク9位)が林高遠(29=中国/同8位)にゲームカウント0-4で敗れ、決勝進出を逃した。 昨日の準々決勝ではシェルベリ(26=スウェーデン/同13位)を下し、ワールドカップ3大会連続のメダル獲得、史上初の兄妹メダル獲得を決めた張本智和。 続く準決勝では、世界王者・樊振東(27=中国/同2位)を下して勝ち上がったサウスポーの林高遠(29=中国/同8位)と激突。過去3勝3敗と中国の主力の中では相性の良い相手だ。 第1ゲームは、相手にフォアドライブで攻め込まれ劣勢となった張本。果敢なカウンターなどを決めて終盤に点差を縮めたもののラリー戦を落とし、9-11でゲームを奪われる。 第2ゲームも林高遠のペース。世界屈指のブロック力を誇る張本でも林の強烈な両ハンドドライブは受けきれず、逆に自分が攻める展開では林の固いブロックに阻まれてなかなか得点に繋げることができない。 ゲームカウント0-3にはしたくない張本は、第3ゲーム5-6になったところでタイムアウト。その後、鋭い3球目バックドライブを決めるプレーもあったが、流れを変えることはできず、3ゲーム連続で落とすことになる。 追い込まれた第4ゲーム、張本も積極的に仕掛けるが力みもあって攻めのミスが出てしまい、1-11の大差で敗退。2019年大会以来の決勝進出はならなかった。 準決勝で敗れた張本は、2020年の前回大会に引き続き銅メダルを獲得。妹・美和と揃っての大会史上初兄妹銅メダルで大会を終えた。 <男女ワールドカップ 男子シングルス準決勝> 張本智和 0-4 林高遠(中国) 9-11/6-11/6-11/1-11
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