定年退職時に「2000万円」貯蓄している人は日本にどれくらいいる?
老後資金が足りない場合はどのように貯める?
一方で、老後資金が足りない場合はどのようにすればよいのでしょうか。定年退職時に老後資金が足りない場合にできることの例は以下の通りです。 ●定年退職後も働いて収入を確保する ●節約して支出を見直す ●NISAなどで運用し資産寿命を延ばす 定年退職時に老後資金が足りないと分かった場合にもできることはありますが、定年後の時点ではあまり選択肢は多くありません。そのため、できるだけ早いうちから貯蓄や資産運用をし、老後の準備をするとよいでしょう。
定年退職時に「2000万円」貯蓄している人の割合は23.1%~30.0%
定年退職前後の60代に「2000万円」以上貯蓄している人の割合は、金融広報中央委員会のデータによると、二人以上世帯で30.0%、単身世帯で23.1%です。それぞれおよそ3人に1人・4人に1人の割合でいることが分かりました。 すでに2000万円の貯蓄がある場合は、定年後に取り崩しながら運用するとよいかもしれません。これにより資産寿命を延ばせる可能性があります。 一方で老後資金が足りない場合は、定年後も働く、節約するなどの対処を行うことになる可能性がありますので、できるだけ早い段階でお金の準備をすることが大切です。 出典 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 1. 金融資産の状況等 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 1. 金融資産の状況等 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部