【MLB】ブルージェイズ・ゲレーロJr.が20試合連続安打 惜しくもサイクル逃すも長打3本で4打点
【オリオールズ6-7ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間8月9日、ブルージェイズは本拠地ロジャース・センターでのオリオールズ3連戦の最終戦を迎え、最終回にリリーフ陣が失点を重ねたものの、7対6で逃げ切って勝利。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンは8回100球を投げて被安打3、奪三振2、与四球3、失点2の力投を見せ、10勝目(8敗)をマーク。3番手のチャド・グリーンが10セーブ目を挙げ、オリオールズ先発のディーン・クレーマーは5回途中4安打5失点で9敗目(4勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が長打3本で4打点の活躍を見せる ブルージェイズは初回にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリー二塁打などで3点を先制。3回表にコルトン・カウザーの17号2ランで1点差となったが、5回裏にゲレーロJr.の23号2ランで5対2とリードを広げ、6回裏にはゲレーロJr.のタイムリー三塁打などでさらに2点を追加した。5点リードの9回表、2番手のザック・ポップが1つもアウトを取れずに無死満塁のピンチを招き、急遽3番手のグリーンがマウンドへ。セドリック・マリンズのタイムリー二塁打、カウザーの2点タイムリーなどで4点を返され、1点差に迫られたものの、なんとか7対6で逃げ切った。 ゲレーロJr.は単打が出ず、惜しくもサイクルヒットを逃したものの、長打3本を放ち、4打数3安打4打点の大活躍で勝利に大きく貢献。連続試合安打を20に伸ばし、この期間中の本塁打(10)と四球(11)は三振の数(7)を上回っている。シーズン序盤は低調だったが、月を追うごとに調子を上げており、後半戦は19試合に出場して打率.500(68打数34安打)、9本塁打、21打点、OPS1.647と絶好調。シーズン通算の打撃成績も打率.321、23本塁打、76打点、OPS.945まで上昇しており、大谷翔平(当時エンゼルス)とMVP争いをした2021年以来の好成績を残すシーズンとなりそうだ。