【ダイニングテーブルの名品】北欧デザインの巨匠が手がけた親しみやすい丸テーブル
食事をする、物を書く、家族や友人と集う.....と暮らしの中心となるダイニングテーブルこそ、デザイナーズを迎えて心地よく設えたい。そこで、経年変化を愛でるのも楽しい木製天板のテーブルから、ヤコブセン、アアルトの名品を紹介 【写真】ダイニングテーブルの名品7選
アルネ・ヤコブセンの「エッグテーブル」
北欧モダンを代表するデザイナー建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンが1952年にデザインした「エッグテーブル」。自らデザインした名作椅子「アリンコチェア」とセットで使うことを想定してデザインしたテーブルで、木目が美しいウォルナット材の天板と、ポリッシュされたクローム脚の組み合わせによる、モダンな佇まいが印象的。 不思議な楕円形の天板は、「アリンコチェア」や「ドロップ」などの作品にも通じる、ヤコブセンらしいアイコニックなフォルムを描く。一般的なダイニングチェアを3脚セットするとちょうどいい、コンパクトなサイズ感は現代の住まいにもマッチ。ダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、ワークデスクにもおすすめ。
「エッグテーブル」<W115×D84×H74cm>¥371,800/フリッツ・ハンセン フリッツ・ハンセン 東京 TEL. 03-3400-3107
アルヴァ・アアルトの「テーブル 90A」
20世紀を代表する北欧の建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトが1933年に手がけた「テーブル 90A」は、フィンランドのバーチ材の普遍的な美しさと、空間を選ばないスタンダートなデザインで誕生以来世界中で愛されている名作。 どこから眺めても美しい端正な円形の天板を支える脚は、アアルト作品を象徴する曲げ技技術「L - レッグ」を採用。サイズは直径100cmとコンパクトなため、ダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、コーヒーテーブルや、子供部屋などのデスクにするのもおすすめ。天板はナチュラルラッカー仕上げのほか、ホワイト ラミネート、ブラック ラミネート仕上げの全3種から選べる。
「テーブル 90A」<W100×D100×H72cm>¥196,900/アルテック アルテック TEL. 0120-610-599 BY EMI ARITA