デヴィン・ヘイニーvsライアン・ガルシア 注目のアンダーカード | ボクシング
4月21日、WBCスーパーライト級王者デヴィン・ヘイニーがライアン・ガルシアを迎え撃つ。このイベントのアンダーカードを紹介する。
日本時間4月21日、WBCスーパーライト級王者デヴィン・ヘイニーがライアン・ガルシアと対戦する。ゴールデンボーイプロモーションズがヘイニープロモーションズ、キングライプロモーションズ、マッチルームボクシングと連携して提供し、4月21日(日)、米国・ブルックリンのバークレイズセンターで開催される。このイベントはDAZNからPPVで世界中に生中継される。このイベントにおいて、ゴールデンボーイプロモーションズはアンダーカードにも注目のファイターを用意している。 メインイベントでは、かつてアンディスピューテッド王者として君臨し、現WBCスーパーライト級王者のデヴィン"ザ・ドリーム"ヘイニー(31勝0敗、15KO)が国際的スター"キング"ライアン・ガルシア(24勝1敗、20KO)と対戦する。12回戦で行われる王座戦だが、ガルシアが計量で大幅に体重を超過したため、試合は行われるもののガルシアは勝利しても王者になることができなくなった。 セミファイナルでは、世界8位にランクインする無敗のアーノルド・バルボサJr(29勝0敗、11KO、カリフォルニア州エルモンテ出身)が、WBOインターコンチネンタル王座を争いアイルランド・ベルファストのショーン"ザ・パブリック・ニューサンス"マッコム(18勝1敗、5KO)と激突する。バルボサJrは2024年1月にスリサニ・ンドンゲニを8ラウンドでKOしている。一方のマッコムは最近WBO欧州スーパーライト級タイトルを獲得しており、今回の10回戦が米国デビュー戦となる。 さらに、ウズベキスタン・ショルンベク出身のベクテミル"ベク"メリクジエフ(13勝1敗、10KO)がWBAインターコンチネンタルスーパーミドル級王座防衛戦を行う。挑戦者はフランス・ナント出身のピエール・ディボンベ(22勝1敗、12KO)。メリクジエフは前回10月の試合でアランテス・フォックスを圧倒しKOで下している。 WBAスーパーフライ級暫定王者ジョン"スクラッピー"ラミレス(13勝0敗、9KO)は、コスタリカ・カルタゴ出身のダビド"メダリータ"ヒメネス(15勝1敗、11KO)と対戦する。ラミレスは2023年10月に行われた前戦でロナルド・バティスタをKOで下しており、今回の12回戦に自信をもって臨む。 PPV放送の開幕カードでは、2月にゴールデンボーイと契約したばかりの元五輪代表でWBCランキング1位、チャールズ"バッドニュース"コンウェル(戦績18戦全勝、13KO)がゴールデンボーイデビュー戦に臨む。対戦相手は米国のナサニエル・ガリモア(22勝7敗1分)。