「旧紙幣が使えない」という詐欺に注意! まもなく新紙幣発行 対応進むも飲食店には負担が【山形発】
“旧紙幣”に関する詐欺に注意
日銀山形事務所の川村憲章所長は、新しい紙幣の発行に伴い、“旧紙幣”に関する誤った情報などを信じないように注意を呼びかけた。 日銀山形事務所・川村憲章所長 新しい銀行券の発行後も、現在の銀行券を引き続き使うことができるので、新しい紙幣に交換する必要はない。「今の銀行券は使えなくなる」といった誤った情報や詐欺に注意してほしい 業界団体の日本自動販売システム機械工業会によると、銀行のATMや鉄道の券売機は、7月3日までにシステムの改修がおおむね終わる見込み。 一方で、至る所に設置してある飲料などの自動販売機については、台数が多く利用率に差があることから、7月3日以降新しい紙幣が使えない所も出てくるという。 山形県内ではラーメン店のほか、ほとんどの温泉施設でも券売機の更新が必要となっている。 券売機によっては数百万円するものもあるということで、らーめん健心の小山田さんは、「ほかの県では券売機の更新・買い替えの補助をしている自治体もある。ぜひ山形でも考えてほしい」と話していた。 あらためて、新紙幣発行に便乗した詐欺にも注意したい。 (さくらんぼテレビ)
さくらんぼテレビ