今森茉耶、ミスマガグランプリ受賞からの1年で目標が明確に「演技にちゃんと向き合う」
困り眉は少なくなりました
――演技のために、私生活で何かやられていることはありますか。 今森 「15分だけ本を読む」ということは、時間がなくてもやっています。本自体が好きで、見た目と触ってる感じと、文字の並んでる感じが。落ち着きます。東野圭吾さんの作品はめっちゃ見ていて、最近は『卒業』を読みました。相変わらず面白かったです。 ――ミスマガグランプリ時から「女優業をやりたい」と言われていて、その言葉の通り女優業にも取り組まれています。演技に熱中されているとのことですが、グランプリを取ってから今までの活動を振り返って感じることはありますか。 今森 最初は「女優になりたい」と言ってみたいところもあって。女優さんには憧れていましたし、素敵だと思っていたんですけど「本当になりたいのかな」って自分でも思っていたんです。でも、上京してからお芝居のレッスンやお仕事でいろいろな方とお話ししていくにつれて、少しずつ自分の目標が明確になっていったので、今、頑張れてるなっていうのはあります。 ――今はどのような目標をお持ちなんですか。 今森 やっぱり演技にちゃんと向き合う。いろいろなオーディションを受けて、自分で勝ち取れるものがたくさんできることが目標です。プライベートでは、1人で海外に行くこと。かっこよくないですか。1人で海外に行って帰ってきて、ひと皮むけたみたいな感じになりたいです(笑)。 ――さらなる成長が楽しみです。以前、憧れの女優さんは広瀬すずさんと池田エライザさんと言われていました。この1年の活動を経て、近づけている感覚はありますか。 今森 全然ないです(笑)。素敵な演技をしているのを見て好きになった女優さんなので、自分も素敵だなって思われる演技をできるように努力しています。 ――最近、素敵と思った女優さんはいますか。 今森 『新宿野戦病院』(フジテレビ系)に出ていた伊東蒼さん。大好きです。本や台本の読み方、些細な表情などその場にいる人って感じが強くて、本当に自然で演技しているように見えないところに惹かれました。 ――最後に、ミスマガジングランプリを獲得してからの1年で、1番変わったと思うことを教えてください。 今森 以前は全てのことにおどおどしていて、困り眉してるって言われていたんです。困り眉している時は気を使っていたり、優しい表情を出したい時で、真顔で怖いという印象を持たれて嫌われるのが嫌だったので。でも、今は堂々としていても話せばわかってくれる人がたくさんいることを東京に来て知れたので、困り眉は少なくなってきています。 【前編】ミスマガ女王 今森茉耶 1st写真集『恋がはじまる』発売「フィリピンにいるだけで明るくなれた」 は下の関連記事からご覧ください。
大野 代樹